天神様・雛人形・五月人形・掛軸 川田芳好堂 HOME » 天神様 » 富山県の天神様天神信仰のいわれ

富山県の天神様

菅原道真は学識が高かったことから、学問の神様として信仰されています。

天神様を飾り、お正月を迎えるのが富山の風習です。

12月25日には、お鏡餅や御神酒を供えて飾ります。

1月1日には、お雑煮とおせち等をお供えし、一家そろって二礼・二拍手・一礼し、
無事に新年を迎えられたことに感謝し、
今年も良い年でありますようにと祈り、
子供は賢くなりますようにとお願いします。

※1月2日には、天神様の前で書初めをすると、字が上手になるという言い伝えがあります。

1月25日には、帰って頂きます。帰り道が混んでいると気の毒だからとか、
早くかたづけないと席がなくなるとか言って、早朝にかたづけられる家もあります。

帰られるときには尾頭付の魚や、かになどを添え、お供えします。
天神様があることで、たくさんの人に愛されたんだと生い立ちに気づくこともあるでしょう。

天神信仰のいわれ

菅原道真の御魂を鎮めることから始まり、
鎌倉時代の天神縁起には、慈悲の神様・正直の神・冤罪を晴らす神・和歌、連歌等
芸能の神・長寿と来世の極楽浄土を導く神・海難よけの神・武将には戦勝祈願等 信仰された。
又、学者・歌人であったので、寺子屋で盛んに信仰された。

福井県では、幕末の頃、教育に熱心だった松平春嶽公が領民に勤勉を心がけ、
殖産に励んだなら生活は向上するだろうと、天神画を飾るように推奨した。
それが富山藩に伝わった。

金沢市では、正月に天神様と複数の従者の木造を飾る風習がありました。

富山ではいろいろな神社で、天神祭が古くからのしきたりに従って行われています。

天神を祀る神社は、天満宮・天満神社・天神社・菅原神社・北野天満神社・北野神社など
約一万社ある。

男の子の初節句に天神様を飾って祝う風習は全国各地にあり、飾るものも、時期も違います。

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